Exhibition Report 12 【 銀座・手仕事直売所 】
ただ今、松屋銀座8Fイベントスクエアにて
10/2(月)まで
銀座・手仕事直売所が開催中です!
平日のお仕事帰りやこの週末にも
沢山の方にお立ち寄りいただきまして
こころよりありがとうございます。
今回はブルーを基調として、装花は「南京ハゼ」や「油つつじ」たちがお迎えします。
写真上・右手の「南京ハゼ」は、一見白いのが実に見えるのですが
実は、白いのは種子で、黒いのが果皮だそうです。
そのため、黒いのは、やがて白い3つの種子を残してぽとりと落ちます。
落ちた欠片がまた美しくて、「ここに蒔絵はどうかしら」
なんて冗談を言いたくなりました。
さて、今回の見所の一つは
「大下百華」の木版画の作品です。
大下百華は、木版画のアーティストであり
Dollシリーズのデザイナーであります。
写真下に映る、ひつじさんとおさるさんの作品は「コラグラフ」という
版画の技法を用いていますが、ご存知でしょうか。
これは、厚紙に布や紙を張り合わせて、銅板インクを刷り込み、
ほとんど拭き取って、プレス機で刷るというもの。
幾重にも重なる、繊細な質感は
ため息がでるほどに見惚れてしまいます。
アメリカやメキシコの美術館にも所蔵される百華さんの作品。
今回は、大作もご覧いただける貴重な機会ですので
是非会場でご覧いただきたいです。
そして、今秋の新作には
まだまだ紹介出来ていないアイテムもございます。
例えば、下の写真・中央左手は
花弁が扇状に広がる「Palmetピアス」。
この意匠は、古代エジプト、ギリシャ時代には
世界一帯に広く伝播したともいいます。
こちらの黒蝶貝ベースは完売し、現在残り数点となっています。
また、その右横の「Labradorite Milosピアス」は
古代ギリシャの遺跡から着想を得ています。
ミロス島からインスパイアされた名のように
石の質感・色・形状との金色の馴染みは
何とも言葉に代えがたい魅力を放っています。
さて、いよいよ明日が最終日となりました!
会場内後方では、「福光屋」さんの酒かすみるくソフトや
「出西窯Café」でイートインもできます。
職人やデザイナーから直接話を聞ける貴重な機会。
どこも話が止まらないほどに、学びが多くて楽しいイベントです。
お近くの際は是非お立ち寄りくださいませ。
『銀座・手仕事直売所』
2017/9/27(水)〜2017/10/2(月)
松屋銀座8階イベントスクエア
東京都中央区銀座 3-6-1
TEL:03-3567-1211(大代表)
営業時間:10:00〜20:00(最終日17:00まで)
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